2014年12月7日日曜日

ROS hydroでTurtlebot2を(シュミレータ上で)動かしてみる2(オドメトリ情報からの動作)

前置きは無しにしてぱぱっと書きます
 ROS hydroのgazeboを使ってTurtlebot2を動かします。

方法は簡単で前回記事にあったTurtlebot2のトピックリストから使える情報を取得して速度情報を送るという感じです。
今回はオドメトリの情報を入力、出力を速度情報という形で動作させます。

流れは下のようになります 。
1.gazeboのワールド上にTurtlebotのみを表示
 $ roslaunch turtlebot_gazebo turtlebot_empty_world.launch

2.動作プログラムを走らせる
動作プログラムは下のような形で作りました


#include<iostream>
#include<math.h>
#include<ros/ros.h>
#include<nav_msgs/Odometry.h>
#include<geometry_msgs/Twist.h>

using namespace std;

namespace{
    double poseX;
    double poseY;
    double poseT;
}

void odomCallback(const nav_msgs::Odometry::ConstPtr &odom)
{
    poseX = odom->pose.pose.position.x;
    poseY = odom->pose.pose.position.y;
    poseT = odom->pose.pose.orientation.w;

    cout<<"x = "<<poseX<<"[m]"<<"\t";
    cout<<"y = "<<poseY<<"[m]"<<"\t";
    cout<<"theta = "<<poseT*180/M_PI<<"[deg]"<<endl;
}

int main(int argc,char **argv)
{
    ros::init(argc,argv,"kobuki_navi");
    ros::NodeHandle node;

    ros::Subscriber odom_sub = node.subscribe("odom",1,odomCallback);
    ros::Publisher vel_pub = node.advertise<geometry_msgs::Twist>("cmd_vel",1);

    geometry_msgs::Twist cmd_vel;

    while(ros::ok())
    {
        if(poseX < 5.0)
        {
            cmd_vel.linear.x = 0.2;
            cmd_vel.linear.y = 0.0;
            cmd_vel.angular.z = 0.0;
        }
        else
        {
            cmd_vel.linear.x = 0.0;
            cmd_vel.linear.y = 0.0;
            cmd_vel.angular.z = 0.0;
        }
        vel_pub.publish(cmd_vel);
        ros::spinOnce();
    }
    return 0;
}

このプログラムはパブリッシュするトピックを”cmd_vel"にしているので起動時に以下のようにリマップしてください

$ rosrun パッケージ名 実行ファイル名 cmd_vel:=/mobile_base/commands/velocity

間違い訂正に気づいたら追記行います。

雑記
最初に参考にしたのがキーボード入力を行なってkobukiを動かすというものを参考にしていたのでモーター電源ONにしないと走らないんじゃ!!?と思ってモータ電源入れるプログラムも作ったけど実際後で動かしてみると要らなかったみたい。無くても普通に動き出した。

実機の場合はいるのかなぁ?
次は搭載しているセンサ使っての簡単なナビゲーションかな

2014年12月4日木曜日

ROS hydroでTurtlebot2(シュミレータ上で)を動かしてみる 1(インストール&表示編)

後輩指導のために必要になったのでメモとして

ROS hydroはインストールしていることが前提
参考サイトはチュートリアルなど

1.turtlebotのシュミレータ用ファイルをダウンロード

$ sudo apt-get install ros-hydro-turtlebot-simulator

2.gazeboに表示したturtlebotをrvizに表示するためのファイルをダウンロード

$ sudo apt-get install ros-hydro-turtlebot-apps ros-hydro-turtlebot-rviz-launchers

3.launchファイルの起動

・空のワールドにturtlebotを表示
$ roslaunch turtlebot_gazebo turtlebot_empty_world.launch

・rvizを使用してturtlebotの状態を表示
$ roslaunch turtlebot_rviz_launchers view_robot.launch

4.キーボード入力で動かしたい時
$ roslaunch turtlebot_teleop keyboard_teleop.launch
$ roslaunch kobuki_keyop keyop.launch

その他メモ

・初期起動時のturtlebotのrqt_graph




・起動時のturtlebotのトピック
/camera/depth/camera_info
/camera/depth/image_raw
/camera/depth/points
/camera/parameter_descriptions
/camera/parameter_updates
/camera/rgb/camera_info
/camera/rgb/image_raw
/camera/rgb/image_raw/compressed
/camera/rgb/image_raw/compressed/parameter_descriptions
/camera/rgb/image_raw/compressed/parameter_updates
/camera/rgb/image_raw/compressedDepth
/camera/rgb/image_raw/compressedDepth/parameter_descriptions
/camera/rgb/image_raw/compressedDepth/parameter_updates
/camera/rgb/image_raw/theora
/camera/rgb/image_raw/theora/parameter_descriptions
/camera/rgb/image_raw/theora/parameter_updates
/clock
/cmd_vel_mux/active
/cmd_vel_mux/input/navi
/cmd_vel_mux/input/safety_controller
/cmd_vel_mux/input/teleop
/cmd_vel_mux/parameter_descriptions
/cmd_vel_mux/parameter_updates
/depthimage_to_laserscan/parameter_descriptions
/depthimage_to_laserscan/parameter_updates
/gazebo/link_states
/gazebo/model_states
/gazebo/parameter_descriptions
/gazebo/parameter_updates
/gazebo/set_link_state
/gazebo/set_model_state
/initialpose
/joint_states
/laserscan_nodelet_manager/bond
/mobile_base/commands/motor_power
/mobile_base/commands/reset_odometry
/mobile_base/commands/velocity
/mobile_base/events/bumper
/mobile_base/events/cliff
/mobile_base/sensors/bumper_pointcloud
/mobile_base/sensors/core
/mobile_base/sensors/imu_data
/mobile_base_nodelet_manager/bond
/move_base_simple/goal
/odom
/rosout
/rosout_agg
/scan
/tf
/tf_static

メモメモ
Kinectを搭載してるからrgbカメラ、depthイメージなどがある。
depthイメージをレーザーセンサと同様の働きをさせている。
bumperも使おうと思えば使える。
移動ロボットの基本となるオドメトリ情報を出している
速度に感してはcmd_vel_muxで管理している感じ?
gazeboとrvizの同時起動の負荷やばい・・・・

来週の金曜日までに動作させないとだから急がないとなぁ・・・
間違いあれば直します

2014年9月26日金曜日

Julius 孤立単語認識について 自分用メモ

自分で書いたJuliusに関するメモノートがあまりにも汚かったので、再確認を行うと同時にメモを残すためにここで書き直す。

認識の方法は孤立単語認識(「はい」など決められた単語の認識を行う)

使用したJuliusのバージョン4.3.1
OS Ubuntu 12.04

一部参考サイト
git:OpenQbo/qbo_listen
https://github.com/OpenQbo/qbo_listen/blob/master/src/julius.cpp

Juliusの解凍、インストールは公式参照

JuliusのメインのプログラムはSampleを基本としたソースコードを書けば問題がない。
また、MakeファイルやConfigurationファイルもサンプルや公式ドキュメントを参照しながら書けば問題はない。

問題は辞書ファイルの作成、辞書ファイルは文字コードがeuc-jpで書かないといけないので文字コードが違う場合、辞書ファイルは作られない。そこで文字コードを合わせるために以下のコマンドを実行した。

iconv -f utf8 -t eucjp ファイル名 | ./yomi2voca.pl > 辞書ファイル名

ファイル名、辞書ファイル名は各々が決める。
上のコマンドは、ファイルの文字コードをUTF-8からeucjpに変換するコマンドとのこと
これによって、辞書ファイルを作成することができた。

後、自分は実行の際、引数を渡すのがめんどくさかったのでgitで公開しているqbo_listenを参考にして自動で特定の場所のConfigurationファイルを読みこませるようにした。

(雑記)
時間があれば、参考サイトとか、ソースとか詳しく読み直してこのメモを詳しくしていきたいかなぁ・・・

2014年9月23日火曜日

ハッカソン終了 そのまとめ

土曜日、日曜日、月曜日の3日を使ってアイディアソン、ハッカソン、発表と行ってきました。
この3日間は自分の分野とは全く違うことをして、いろんな人と関わった。だからこそ見えてきたことや、やってみようと思う幅が広がった。結果としては最優秀賞を頂いたが正直、実装面やアイディアは他のチームの方がすごかったと思う。

参加チームのみなさん、運営のみなさん、情報提供企業のみなさん、本当にお疲れ様でしたと同時にありがとうございました。


ここからは自分的に思ったこととかを・・・
ハッカソンに関して時系列に自分の思ってたことを表すと以下の通り

ハッカソン始まるまで
・情報提供企業さん、ほとんど情報系やん!俺ら出る意味あるのかな・・・?

ハッカソン事前説明会
・html・・・JavaScript…

アイディアソン
・パルロかわええー

ハッカソン1日目
・え?ツイッターBOT・・・?PHP・・・・?

ハッカソン2日目
・Pythonスゲー、ラズパイおもれー

精神的な面
正直、始まるまではこれ...参加しなかったほうが...と思ってたのは事実です。ただ、始まって、ふたを開けてみると楽しんで頑張っていました。毛色が違うからか、今まで行わないことだったからか、それともチームで動いていたからか、多分理由はいろいろあると思うけど、いい経験になったし、参加してすごく良かったと思う。

技術的な面
ハッカソンでは普段と全く違う分野のこと(ツイッターのBOTを作ること)をした。使ったハードはRaspberry pi、一度起動のために触っただけで、それ以降は封印していた。その時の少ない知識と、拙いLinuxの知識を合わせて開発を頑張った。最初はネットにあったPHPのソースとかツイッターAPI情報とかを頼りにガリガリ書く→エラー→変更を繰り返していたけど、Pythonのモジュールを見つけてからはあっという間だった。
ほんと、Pythonさんすげーわ。

他学科との交流面
ハッカソンで他学科(特に情報系)の先生と交流があったのでいろいろと内情を聞いてみた。正直情報系の学科はWebアプリやWebページを専門にしているかと思ってたけど、Raspberry piやArduinoを使った組み込みを行ってたりする研究室が存在し、自分たちよりもロボットの知能に関しては詳しい人が多いのではないかという印象を持った。情報系の人たちに就職とかで勝つためにはそれ以上の知識か、ハードもできる万能屋になるしかないのかなぁ・・・という焦りを感じた。

最後に...今回のハッカソンで得たRaspberry piとPythonとPHPとかの技術使ってなんかやりたいなーという気持ちと得た知識を忘れないように勉強しようかなーという気持ちは高まった気がする。新しいことに足を踏み出すことはとってもいいことだと思う。







Python勉強するかなー!
なんかいいアイディア浮かばないかなー!!

2014年9月20日土曜日

アイディアソン参加 それについての個人フィードバック

アイディアソンを行ったのでそれについて思ったこととか

アイディアソンというのはアイディア出し+マラソンということ
ハッカソンだったりだとかそういう系のアイディア出しバージョン

このアイディアソン何が重要かというといい問題点を出すということらしい。
理由はアイディアソンの時点で開発の話になると開発できるかどうかだとかそういうことの掘り下げになっていくから。

アイディアソンというものを自分は思い違いをしていたのじゃないかなぁと振り返る。発表後、意見を頂いた時にこの問題点のことに対して厳しく言われ、問題点の細かい洗い出しとか必要かなと思ったが、自分たちが出した問題点が正しいかとかのフィードバックを得られることとかが重要なことなんだと思う。

明日からハッカソン、気合入れて頑張りたい。

一応まとめ
・アイディア出し難しい
・定量的なデータは問題提示時に役立つ(そういう資料をかき集める能力も必要)
・憶測だけのもの言いはよろしくない(ほんとなの?みたいに思われるとダメ)
・ちゃんとしたアイディアはちゃんとした裏付けから
・問題の掘り下げが不足していたか?
・情報系の人の発表がうまかった
・うまく情報を活用したい

2014年9月13日土曜日

クリエイティブ・マインドセット 読書記録

先日クリエイティブ・マインドセットを読み終えました。
この本は、クリエイティブになるための心構えなどを教えるために、著者らが始めた「dスクール」というクラスで教えてる内容、さらに詳しい事例や、どのようにクリエイティブ精神を鍛えるかなどの練習方法が書かれています。

クリエイティブになるには、「チャレンジ」と「失敗」が必要である。チャレンジしないと何も始まらないし、失敗しないと何も学ぶことができないから。

この2行が自分の感想です。印象に残ってるフレーズというよりも、自分が読んでてこういう印象を持ったという感じ。この「チャレンジ」と「失敗」というのは当たり前だけど、実際は後押しがないと出来ないことだと思う。そういう後押しが欲しい人は読んでみることをお勧め。

結構読んで面白かったです。自分は先ほど言った2行分のことが出来ないタイプの人なので、この本を読んでからはチャンスがあれば飛び込もう。何かしてみようと思う気持ちが強くなりました。
後、序盤は「視点を変えてみた」話だったりも面白かった。世では当たり前だけど、自分の中では気付いてなかったみたいなことも気づかせてくれます。

最後に、練習法とかは個人で出来るものから、数人で行うものまでさまざまで、クリエイティブ精神を付けようというワークショップを開催しようと思う人にとっても面白いかもしれません。

2014年9月7日日曜日

PCLチュートリアル「VoxelGrid」PCLPointCloud2を使用しない書き方

 近年Point Cloudを使用した環境認識技術が発展してきており、多くのロボットにこの技術が採用されています。自分もこの波に乗ろうと、去年卒業発表の時にPointCloudを使用したプログラムを書いたのを覚えています。(結果は・・・うん、まぁ・・・)

 PointCloudを扱うライブラリとして特に有名なのがPCL(Point Cloud Library)と呼ばれるものです。(http://pointclouds.org/)このサイトのチュートリアルは自分も去年、大変お世話になりました。
 
 昨日久しぶりに、PCLを勉強し直そうと、VoxelGridのチュートリアルを写して、Makeをかけてみたのですが・・・Makeが通らない。どうも自分のverでは使用できない型があったみたいです。

 PCLはver 1.7.xをリリースしており、それ以前のverでは使用できない機能も多く増えています。その1.7.xで採用されている「PCLPointCloud2」という型が自分の使用している1.6.0には存在しなかったのが原因みたいです。

 では、1.6.0でPCLだけを使用してこのVoxelGridを使うことはできないか、普通に出来ます。実際このVoxelGridは古いverでも使用されており、PCLPointCloud2を使用しなくても作ることは可能です。実際ほとんど変更しませんでした。

以下にソースコードを載せます。


#include<iostream>
#include<pcl/io/pcd_io.h>
#include<pcl/point_types.h>
#include<pcl/filters/voxel_grid.h>

int main(int argc, char **argv)
{
    pcl::PointCloud<pcl::PointXYZ>::Ptr cloud (new pcl::PointCloud<pcl::PointXYZ> ());
    pcl::PointCloud<pcl::PointXYZ>::Ptr cloud_filtered (new pcl::PointCloud<pcl::PointXYZ> ());

    pcl::PCDReader reader;
    reader.read("pcdファイル名", *cloud);
    std::cerr<<"PointCloud befor filtering: " << cloud->width * cloud->height << "data points ( " << pcl::getFieldsList (*cloud) << ").";

    pcl::VoxelGrid<pcl::PointXYZ> sor;
    sor.setInputCloud(cloud);
    sor.setLeafSize(0.1f, 0.1f, 0.1f);
    sor.filter(*cloud_filtered);

    std::cerr<<"PointCloud after filtering: " << cloud_filtered->width * cloud_filtered->height << "data points (" << pcl::getFieldsList(*cloud_filtered) <<").";

    pcl::PCDWriter writer;
    writer.write("保存ファイル名", *cloud_filtered, false);

    return(0);
}



 大まかな場所はチュートリアルと同様で、変更点は赤字で書いた部分です。この変更は、PCLPointCloud2の部分を1.6.0などで使用されていたpcl::PointCloud<pcl::PointXYZ>を使用している点。あとはPCDWriterを使用する際の引数がPointCloud<pcl::PointXYZ>で使用できるようなようにしている点だけです。

PCL ver 1.6.0でもPointCloud2を扱うことはできるようです。ただ、型がsensor_msgs::PointCloud2となっており、この型はROSのメッセージ型で、もしかしたらPCL単体では使用できない可能性があります。(未確認)

正直この問題は自分が以前のverを使用しているのが問題であり、最新のverに更新すれば問題ないと思うが・・・諸事情により乗り換えられないのが・・・・

これは、早めにその諸事情を解決して、1.7.xに乗り換えたほうが良さそうですね。

(何か問題、間違いがあれば変更しますー)

2014年6月1日日曜日

ThinkPad X240 にUbuntu12.04.3LTS(無線LANも)を導入するまで

研究室の方針で、開発するシステムはROSで開発しないといけない。そこで新しく購入したThinkPad X240にUbuntuを導入しないといけなくなったので、導入までの手順を自分用メモとして
ちなみにUEFI環境で構築しているわけではないと思う。結果としては参考サイトの1と同じような感じになりました。

まず、マシンスペックと参考にしたサイトを一気に書きます

マシンスペック

Think Pad X240
CPU:Core i5-4200U
OS:Windows8.1
メモリ:8GB
ストレージ:SSD 256GB
ワイヤレスLAN:Intel Wirelss-N 7260(rev 6b)

参考サイト

1.あつxWindowsxUbuntu
windows 8 と Ubuntu 12.04をデュアルブート[64bit]

2.Linux

3.UbuntuTips/Install/Unetbootinの使用方法

4.Linux Kernel 3.11 Released : Install / Upgrade it in Ubuntu 13.04/ 12.04

その他にもあった気がするけど・・・・思い出したら随時更新します。

自分が行った作業手順の流れは以下の通り

1.導入のための設定
2.Live-USBの作成
3.Ubuntuの導入
4.Ubuntuのアップデート
5.カーネルのアップグレード

手順の流れ通りに説明をしていく。

※正直Linuxの導入はパソコンのデータを全部飛ばす可能性があるので、最初に必ずバックアップを取り、リカバリメディアを作成しておくこと←重要

1.導入のための設定
Windows8.1のPCにLinuxを導入する場合、Windows7に比べいくらか設定を行わなければならない。
設定項目は確認できている中では2つ

・高速起動を無効にする
・セキュアブートを無効にする

の2点
まず、高速起動について、Windows8.1系の目玉機能である高速起動、これはどうもスリープ系の終了方法に似ているらしく、ブート画面などの過程を飛ばして起動するため高速に起動する形になっている。これのせいでインストール後にgrubなどに入れない問題があるらしいので、この機能を無効にする。

手順は
スタート→左下の↓ボタン→コントロールパネル→電源オプション→電源ボタンの動作を選択する→現在利用可能ではない設定を変更します→シャットダウン設定内の高速スタートアップを有効にするのチェックを外す

以上で高速起動を無効にすることができる

続いてセキュアブートについて、これはどうも起動OSをwindows8.1以外選べなくするような機能(詳しくはわからない)でこれも外さなければUbuntuの選択ができないよう。そこで、この機能も無効にする。lenovo(ThinkPadX240)の場合、起動すぐのlenovo画面の時にF1キーを押すことでBIOSの設定に入れる(違う場合はF12を押しBootManegerが起動するのでtabを押してsetting内に入れば設定を行うことができる)そこのSecurity欄のSecure Boot項目のSecure BootをEnableからDisableに変更する

まとめると
BIOSの設定に入る→Secure BootをEnableからDisableに変更

以上でSecure Bootを無効にすることができる

2.Live-USBの作成
今回一番躓いたのがここ、Live-USBをうまく作ることができなかったためかなりの時間を取られた。Live-USBはUnetbootinを使用して作成。今回作成したのはUbuntu 12.04.3LTS (64bit)このOSにした理由としては、まず、研究室で使用しているOSがUbuntu12.04であったこと、そして、Windows8.1(8シリーズから?)ではUbuntuの64bit版それも、12.04.2以降しか導入することができないらしい。(UEFIとかの関係?らしい)(ちなみに、研究室で作成されていたUbuntu12.04LTS(32bit)ではLive-DVDが起動しなかった)なので日本語対応版は32bit版しかないため本家Ubuntuで対応OSをインストールし、Unetbootinを使用してLive-USBを作成する。
(ちなみに自分はubuntu-12.04.3-desktop-amd64をダウンロードした)

3.Ubuntuの導入
BIOSからUSB起動をする、今回はUEFI環境で行うので、黒い画面が出てくる。この時3つの選択肢が出る。選択肢は以下の通り

・Try Ubuntu without installing
・Install Ubuntu
・Check disc for defects

この時Install Ubuntuを選んでインストールしてもいいが自分は現PCの無線LANドライバが動くかなどを確かめたかったので、Try Ubuntu without installingを選択した。
こちらを選んだ人は起動したUbuntuのデスクトップにInstall Ubuntuのアイコンがあるのでそちらでインストールもできる。
後は、インストーラに従ってインストールを進める、(本家のUbuntuなのでインストーラは英語であるが、言語選択で日本語があるので日本語を選択)パーティションをインストーラで決めれる場合はそれに従ってパーティションを決めるとよい(ただし、自分はこの場合で進めてスワップパーティションが8GB作られて涙目になった。設定でどうにかなるかもしれないけど・・・・)ない場合はWindows側、もしくはUbuntu側でパーティションを切ってUbunutuを導入する
インストールが完了すれば再起動を求められるので再起動をする。

導入は出来たがこのままでは、Windows側に入ることができない(Windows 8(loader)~を選択してもWindowを起動することができない)この問題はなぜ起こるのか正直わかってはいない(参考サイト1に書いているかも・・・?)参考サイト1に解決方法があったので参考にして解決を行う。
まず、Ubuntuに入る。続いてcustom.cfgの作成を行う
端末を開いて

/boot/grubディレクトリに移動
続いてエディタで

custom.cfg 
を編集(作成?)する

編集内容は以下の通り
#This entry should work for any version of Windows installed for UEFI booting
menuentry "Windows (UEFI)" {
search --set=root --file /EFI/Microsoft/Boot/bootmgfw.efi
chainloader /EFI/Microsoft/Boot/bootmgfw.efi
}

編集後保存して

$update-grub
でgrubをアップデートするこれでgrubからWindowsに入ることができるようになる(上のコマンド、sudoが求められた場合sudoでお願いします。)
詳しくは参考サイト1を参照

4.Ubuntuのアップデート
インストールが終わったら、早速アップデートを行う。ThinkPad X240の場合無線ドライバが初期ではないので有線LANを使用した。
端末を起動し以下のコマンドをうつ

$sudo apt-get update
$sudo apt-get upgrade

これでUbuntuのアップデートが完了する

5.カーネルのアップグレード
ここで終了かと思いきや、無線LANが動かない。ドライバの有無を調べたがドライバは問題なくあった(lib/firmware内にiwlwifi-7260-7.ucodeが存在していればOK、なければドライバを落としてlib/firmware内にコピーする)そこでいろいろ調べてみると、このドライバの対応しているカーネルが3.11からだった。Ubuntu12.04.3のカーネルは3.8だったのでアップグレードの必要ができた。そこで参考サイト4を見てアップグレードを行った。

使用しているLinuxのOSが64bit版だったので以下のコマンドを好きなディレクトリ内で実行する(自分は/tmpディレクトリで行った。実際どこで実行するのがいいのかは正直わからない)

$wget http://kernel.ubuntu.com/~kernel-ppa/mainline/v3.11-saucy/linux-headers-3.11.0-031100-generic_3.11.0-031100.201309021735_amd64.deb

$wget http://kernel.ubuntu.com/~kernel-ppa/mainline/v3.11-saucy/linux-headers-3.11.0-031100_3.11.0-031100.201309021735_all.deb

$wget http://kernel.ubuntu.com/~kernel-ppa/mainline/v3.11-saucy/linux-image-3.11.0-031100-generic_3.11.0-031100.201309021735_amd64.deb

sudoを要求された場合は全部sudoで行ってください。

続いて以下のコマンドを同じ先ほどのコマンドを打ったディレクトリで行う

$sudo dpkg -i linux-headers-3.11.0*.deb linux-image-3.11.0*.deb

このコマンドの後に再起動を行うとカーネルのバージョンが3.11になっているはずである(grubで確認)そして問題なく無線LANを使用することができた。
(もしカーネルのバージョンをあげて問題が出た場合は以下のコマンドを実行してください※参考サイト4.に記載されている)

$sudo apt-get purge linux-image-3.11.0*

以上までで導入作業が終了である。




(ここから雑記)
ここまで行うのに丸2日ぐらいかかった・・・特にLive-USB作成に結構時間を割くことになるとは思わなかった・・・・(普通に焼くだけだとgrubが入らないなんて知らなんだ・・・・)
PC初心者の自分にとってはPCが壊れる恐れのあることばっかで恐怖のこと連続だったわ・・・・正直もう新品のPCでリカバリメディアとかそろってる状態じゃないとやりたくないわ。
後はROSの導入とかかな。

もし、間違いなどがあれば後々更新していく予定です。見てくれる人で、間違いがあるよ!っていう人は指摘お願いします。長々と申しわけありませんでした。

2014年5月25日日曜日

新ノートPCのセットアップ(自分用メモ?)

タイトルの通りです。4月29日に注文したPCがやっと届いたので、新PCのセットアップで行ったことを自分用メモとして残しておきます。

ちなみに買ったノートPCはThinkPad X240

1.開封と中身の確認
 まぁ、当たり前のことですよね。問題なくあったので続きを・・・・

2.PCのリカバリメディアの作成
 最初なんでメディアの作成を行いました。win7と一緒だろうと思い、50枚入りのDVDと外付けの光学ドライブを買ったのだけど、なんとwin8.1からはDVDでのリカバリメディアの作成ができないらしい。泣く泣く、USBを買いに行った・・・・
その時買ったUSBは”TOSHIBA TransMemory-MX”の16GB
win側から8GB以上の容量を要求されたので8GBのUSBで大丈夫かな?と思ったけどどうも8GBのUSBだと最大容量8GBもないので、多分全部書き込むことは出来ないなと、さらに多くのサイトで16GBでリカバリメディア作成していたので自分もこれに従う。結果として7.86GB程度の容量を使いリカバリメディアが作成できた。8GBのUSBだと微妙に足りなかったのでまぁ、よかったのではないかと・・・・

3.Windowsのアップデート
 ウィルス定義とかその他もろもろそこまで時間はかからなかった

3.各種インストール
各種ソフトウェアのインストールを行った。
インストールを行ったソフトは以下のもの
1.統合開発環境(Codeblocks)
2.Chrome
3.CCleaner
4.めもりーくりーなー
5.NotePad++
を導入
ウィルス対策ソフトの導入はNorton先生の試用版の期間がすぎてから行おうかと
導入予定なのはAvast!他にはファイアウォールとスパイウェア対策ソフトを導入する予定。

どんどん魔改造されていくなぁ・・・・

2014年4月27日日曜日

大会関連で行ったことのメモのメモ

大会関連で行ったことを後々自分が使えるようにするためのメモを大会が終わったときに書くためのメモ
・juliusを用いた音声認識のセットアップまで(孤立音声認識、Makefile、Sampleソース)
・juliusのROS化手順と方法
・waveファイルの出力方法まとめ(サイトURLの準備)
・その他行ったことやメモできるようなこと

とりあえずこんなことかな順次更新していきます。